ジェルネイルをされる方へ(更新)

ジェルネイルをされている方に、ご注意いただきたい手荒れの原因は2つあります。

未硬化ジェルによるアレルギー性皮膚炎と、UVライトの紫外線やLEDライトの可視光線が原因の光線過敏による手湿疹です。

未硬化ジェルに含まれる成分によるアレルギー

ジェルネイルをされている方にアレルギー症状が出ても、簡単には原因となっている成分を特定することは難しいのですが、以下の成分が原因になっている方が多いとされています。

  • HEMA
  • ベンゾフェノン
  • アクリル酸
  • アセトン、エタノール(溶剤)

ごくわずかでも付着したらすぐに拭き取りが必要です

「ちょっとはみ出したけど、終わってからふき取ろう」というのは絶対やめましょう。このちょっとしたことの積み重ねが、取り返しのつかない事態を招いてしまう可能性があります。

一度アレルギーを発症すると、施術に使っている作業台に手をついただけでアレルギー症状が起こったり、部屋にいるだけで気分が悪くなったりと、一度症状が消失したらもう大丈夫とははなりません。

また、手や指だけに限らず顔や体にまで広がる場合もあります。

そして花粉症と同じように突然炎症が始まり、一度発症するともう発症前には戻ることはできなくなります。

未硬化ジェルは分子が非常に小さいため、簡単に皮膚に浸透してしまいます。硬化用ライトを照射することで高分子に変化して固まり、硬化後はアレルギーのリスクはなくなります。

注意が必要なポイント

ネイリストの方に伺った、アレルギーを発症しないための注意点をご紹介します。

  • 施術中に肌に付着したジェルは、中断して即効ふき取る。
  • 硬化が不十分なネイルを素手で触れない
  • 施術に使う筆に未硬化ジェルが付着したまま使用しない(こまめにエタノールなどで拭き取る)。
  • ジェルの容器など、未硬化ジェルで汚れやすい道具類は、面倒でも常にきれいに吹きとっておく。
  • ブラシについたジェルをふき取る際に、ふき取る紙などに浸透して指にジェルが付かないように気を付ける。
  • 施術後は、せっけんやクレンジングオイルをつかって丁寧に手を洗う。

硬化用ライトによる「光線過敏」や「紫外線アレルギー」

ジェルネイルの硬化には、「UVライト」と「LEDライト」がありますが、どちらも炎症の原因になる可能性があります。

また、ジェル剤によるアレルギーと同様にずっと平気だった方が突然発症しますので誰しも可能性があります。

複数の指を一度に硬化できるタイプの機器の場合は指先だけでなく、広い範囲に炎症がみられる場合があります。

紫外線は 以下のような種類があり、右にいくほど波長が長くなります。

UVBは表皮まで届く比較的短い光線で、日焼けの原因になります。

UVAより右側の光線は すべて真皮まで到達する光線で細胞にダメージを与え、様々な肌トラブルの原因になります。

本来は何も影響のない可視光線

普段はほとんど影響を受けることがない可視光線ですが、ジェルネイルの際に使用するLEDライトのように強い光を局所的にしかも集中して照射しさらにこれを繰り返すことで皮膚の内部で炎症の原因になることがあります。

思い込みはNG

「手肌悩みがないころからジェルネイルをしているので、私の原因は違うと思います」と思う方が殆どだと思います。

可視光線は、日常生活で常に存在しているため最初から反応をする人はほぼありません。平常ではありえない強さの光線を繰り返し照射することで徐々に反応するようになります。

そして花粉症と同じように、突然炎症が始まります。

お心当たりのある方は、まずは数か月~半年ほどジェルネイルを控えることををおすすめします。