薬を塗ってもガサガサ

炎症の原因が続いていると、たとえお薬を塗っいても十分な効果が得られていないケースがあります。

これまでに一万件以上のご相談を頂いて参りましたが、なかには「処方された薬を塗っても良くならないので、通院も薬もやめてしまった」「病院を変えた」という方がいらっしゃいます。

処方された薬を塗ってもよくならない場合も、通院をやめるのではなく効かなかったことを処方した医師に伝えましょう。

「●●薬が効かなかった」という情報は診断上とても意味があります。これによって原因の特定や治療方針の考察につながる場合があります。

ご相談を伺うときちんと薬を塗っていにもかかわらず、塗る前と比較して何も変化を感じないというケースがあります。

そんなときに改めて考えてほしいのは、原因物質との接触(曝露)の可能性です。

今ある症状を薬が抑えようとしても、原因物質との接触が続いていると新しい炎症が出てくるので、イタチごっこのようになってしまうことがあります。

薬をを使い始めても見た目は何も変わっていないように感じるのですが、実はそうではない場合があります。

仮にその原因がアレルギー性や接触性の場合、徐々に反応がひどくなっていくこともあるので、薬の使用後に悪化してしまったように感じる事さえあります。

専門医の診断を受けることは大前提ですが、ご自身で以下のことを確認されることをおすすめします。

外用剤では抑えきれない新しく起こる炎症

悪化する時期やタイミング

  • 夏に悪化する/冬に悪化する/一年中同じ
  • 一日の中でいつが一番つらいか

週末や年末年始、お盆休みなど、お仕事の日とお休みの期間での違い

どこからはじまって、どのように広がったか

お仕事や趣味で手に触れるもの、使う道具など

  • 手袋類(ゴム・ビニール手袋、軍手、綿手袋、シルク手袋)
  • スポーツで使う道具

直接肌に触れる衣類

  • 発熱機能のある肌着
  • 靴下の素材(シルクなどの天然由来も含む)
  • マスク、帽子

住環境や職場環境の変化

常備薬やサプリメント

露出してる部分と露出していない部分の違い

スキンケア、化粧品、洗浄剤などに配合されている植物由来成分

これらはすべてご相談のなかで、悪化原因の可能性がある物への対策をお願いしたところ、実際に症状が改善された実例の一部です。ご本人が気づけない原因との接触や曝露が判明する場合が数多くあります。

それは、食品や衣類、保湿剤など肌に接触するものの場合もありますし、間接的に暴露されている化学物質のこともあります。

ご相談頂いた多くの方が、肌にいいと思って選んでいた天然素材や原料が原因であることもあります。