綿100%でも綿とは限らない!?
レスキュー講座(ブログ)
綿100%でも綿とは限らない!?
手荒れでお悩みの方は、ゴム手袋の素材選びには注意されている方が多いと思います。
さらに、ゴム手袋の中に下履き手袋を重ねるなどの、細心の対策をされている方も少なくありません。
ゴム手袋の素材としては、ラテックス(天然ゴム)はリスクが高いことは広く周知されるようになりました。
ラテックス(天然ゴム)を避けて「ニトリル」や「塩化ビニール」を選んび、手の荒れがひどい状態の間は、綿手袋を中に重ねて頂くことをおすすめしています。(詳細はゴム手袋の選び方を参照)
下履きの手袋は「綿100%」を選んでいただくようにご案内していますが、最近頂いたご相談の中で初めて判明した驚きの事実があったので ご紹介いたします。

「綿100%」と記載されていても、手が荒れる
ご相談頂きました際に、合成ゴムが肌に直接触れないように「ゴム手袋の中に綿100%の手袋を重ねてください」とご案内しました。
お客様は、新しい綿100%の手袋を購入されてご使用を開始。
ところが、やっと改善してきていた手の症状が突然悪化してしまったとのご連絡がありました。
症状のお写真を送って頂いたところ、手首あたりから腕にかけて真っ赤に!
「これは...」と、すぐに原因に心当たりがあったので、購入された手袋の素材を伺いましたところ、パッケージには綿100%との記載が確認できました。日用品の素材表記についての規制を調べたところ、
「装飾、補強または縁取り等特定の部分の効用を増すために使用された糸や生地に関する特例」というものがあり、
- 全重量の5%以内であれば、混用率の計算に含めなくてもよい
- 合計重量が5%以内であればこれらの表示を省略してもよい
つまり、補強や伸縮のためにゴムが使われている部分が全体の5%以内であれば綿100%と記載できるというものなんです。

今回のご相談者様がお使いになっていた手袋のメーカーに問い合わせしたところ、なんと使用されている伸縮する素材は「ラテックス(天然ゴム)」でした。
ラテックス(天然ゴム)にアレルギーがある方が使用すると、危険なことは間違いありません。

自己防衛のためにできること
残念ながら、商品綿100%と記載されているだけでは、記載されていない素材に何が使われているかを 消費者は知るすべはありません。
「綿100%」と記載されている手袋を使っているのに、一向に手荒れが治らないという方は、
- 伸縮する部分がないか
- 素材の一部が違っていないか
- 滑り止めなどがついていないか
- 手袋を裏返すと、表と違う素材感になっていないか
など、外見で判断できるものが多いので 是非確認してみてください。








